3月末にダイヤモンドの国際相場が上昇しました。ドル建てで約2%~8%アップで円安と重なり円建てで10%の価格上昇になるものもあります。0.2~0.5カラットのポインターサイズは中国、インドでの需要が大きく値上がり幅も大きくなっています。中国では以前のような二桁の経済成長ではありませんが、国民の金、貴金属、ダイヤ、色石、宝石、ジュエリーに対する購買意欲は衰えてはいません。またインドも急激なルピー安と国内インフレから徐々に落ち着きを取り戻しています。為替も1ドル60ルピー前後で安定していますし、急激なインフレ状態も落ち着いてきています。日本国内では3月にデパートの宝石売り場や宝石小売店、ジュエリーショップなどで消費税増税前のセールが盛んに行われお店も売上がかなりアップしたようです。ただこれは一時的で、国内市場での宝石販売はずっと低迷しているのが現状です。金、プラチナ、ダイヤ、色石、宝石、貴金属、ジュエリーは国内では買取店などを通じて一般消費者から大量に買取され最終的には中国やインドをはじめ経済成長の著しい新興国に流れているのです。
ダイヤの相場が上昇