入梅発表したのに雨が降らず猛暑? ブラジルでの大規模デモはなぜ?

気象庁が入梅を発表してからこの2週間殆んど雨が降らずそれどころか30度を越す夏日の毎日で昨日は35度以上の猛暑日になった場所が全国で33地点あったそうです。この調子だと7月、8月の夏真っ盛りの時期になればどうなることやら。雨も降る時期に降らないと水不足で農作物も育たず、不作になれば我々消費者にも悪影響が出ますし降りすぎるとこれまた洪水や災害で困りますし、ほどほどという具合にはいかないものでしょうかね。まあ人生すべてに相通じることですが。

                                                              

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ようやく今週に入って梅雨らしい天気となり全国的に雨に見舞われた一週間でした。というか台風の影響もあり大雨の連日で豪雨による災害も多かったようです。ひとまず水不足の心配が解消されたことは幸いです。さて日本にとっていわゆる地球の裏側であるブラジルでは大変な事態になっていますね。100万人規模の市民が政府の財政支出に異議を唱えるデモがおさまらず、死者まででる状況ということです。またなにより驚きなのは来年のサッカーワールドカップのブラジル開催をやめろとの声が大きいことです。あのサッカー大国ブラジルの国民が地元開催に大反対なんですね。急激なインフレや賃金の減少など国民の生活が大変困窮していることが大きな理由だそうです。BRICSといわれた経済成長の著しい新興国のブラジルで今なにが起きているのでしょうか。いろいろ複数の要因があるんでしょうが、ひとつはアメリカの金融緩和縮小の動きにより経済成長の高い新興国に流れていたドルが引き上げられて自国通貨安になっていることですね。この複雑なグローバル社会の現代で世界の巨額な投資マネーによって世界の人々が翻ろうされ結果的に庶民の普通の生活ができなくなる状況がかなりあるわけです。とにもかくにもサッカーファンの私どもにとって来年のワールドカップブラジル開催が無事行われることを望むばかりです。