プラチナ相場が金相場より強い

今朝の日経新聞によりますと、金とプラチナの価格差が拡大し、国際相場ではプラチナが金より1トロイオンスあたり約200ドル高いということです。プラチナは2011年まで金より数百ドル高かったのが、11年の夏に逆転し2013年春まではほぼ金価格が高い状態が続いていました。しかしアメリカの金融緩和縮小などにより金の価格が弱含みとなりプラチナの価格が強くなっています。さらにプラチナの主要生産国である南アフリカ共和国で鉱山会社と労働組合との賃上げ交渉が難航し、長期に及ぶストライキが予想されることや、また世界の自動車販売が好調なため、自動車用の排ガス触媒としてのプラチナの需要増大などから、金相場よりもプラチナ相場の方が当面は強くなっていくと思われます。プラチナインゴット、プラチナ製品、プラチナ枠ダイヤ製品や色石製品、貴金属、宝石、ジュエリーをお売りになろうとされる方にとっては高値で売れる良いタイミングと言えるでしょう。